ユーザー(お客様)が語学教室に通いたいと思っている時、インターネットを使って目的に合った語学教室を探します。
口コミサイトなどの情報も参考にすると思いますが、最終的には、その教室のホームページを見て判断することが多いといえるでしょう。
ホームページは、あなたの教室に通うかどうかを決める要素になるということです。
いくら素晴らしいレッスンができても、ホームページで良さを表現できなければユーザーはあなたの教室を選んではくれません。
では、語学教室の集客につなげるために、どのような点に注意してホームページを制作すればよいのでしょうか。
今回ご紹介するポイントを掴んでホームページを制作することで、語学教室を探しているユーザーに訴求する効果を高めることができます。
抑えるべきポイントを解説していきます。
「ここで勉強したい(させたい)!」と思ってもらえるホームページの作りかたを解説します
ユーザーはどんな情報を求めているのか
語学教室のホームページを制作する際に、大切なことは
“ユーザーが語学教室を選ぶ時に、何を判断基準にしているかを考える”ということです。
そのためには、語学教室を選ぶ「目的」や「条件」について、ユーザーの視点に立って考えなければならないということです。
語学教室に通いたい「目的」や選ぶ「条件」とは
例えば、語学教室に通いたいと考える「目的」は
- 日常的な会話をマスターしたい
- ビジネスでも通用する外国語を習得したい
- 旅行に行くために外国語を学びたい
- 留学したい
- 外国語の試験に臨みたい
など、ユーザーの目的によって様々でしょう。また、ユーザーが数ある語学教室から一つの教室を実際に選ぶための「条件」とは何なのでしょうか。
- 立地(駅から近い、会社や学校の帰りに通えるかなど)
- 到達できる語学レベル
- レッスン料
- 対象となる年齢
- 学習教材や学習環境
- 講師陣のプロフィール(講師歴の長さなど)
- レッスンスタイル(マンツーマン or 複数人の教室タイプ or Skypeレッスン)
- レッスンのスケジュールや予約方法
これらの「目的」や「条件」について理解することが、まず重要になります。
どのユーザーに対して何を伝えるのか
ユーザーの「目的」や「理由」を理解したら、次に誰に何を伝えるかを考えます。
ターゲットを絞る
まずターゲットを絞り、どのようなユーザーに対して訴求するかを設定する必要があります。
対象年齢やライフステージなど、環境を想定してみます。
- 対象年齢(未就学児、学生、ビジネスマン、教養目的の人など)
- 試験対策向け
- 旅行での会話向け
- ビジネス向け
- 趣味の幅を広げたい人向け
大手の英会話教室なら、日常会話から本格的なビジネスに通用する語学の習得、試験対策のためのカギを学ぶ授業など、幅広い範囲で受講者に対してフォローできる体制を整えているかもしれません。
ただ、小規模や個人での語学教室の場合ならそうはいきません。
そのため、その語学教室の「売り」を求めているユーザーにターゲットを絞り、訴求する内容を考えなければなりません。
語学教室の「売り」を伝える
ターゲットに対して、魅力的な「売り」は何なのか考えましょう。
- 一人の講師が一人の生徒を担当するマンツーマンレッスンにこだわっている
- アットホームな雰囲気で、気軽に楽しく学べる環境が整っている
- 駅からとても近く通いやすい立地である
- レッスン料が大手教室と比較して安くなっている
これらの「売り」をわかりやすいキャッチコピーにして打ち出すことで、ターゲットに対して訴求していきます。
比較するための内容を記載する
ユーザーは、様々な語学教室と比較しますので、そのために必要な情報をホームページに記載しましょう。
先述した「条件」にあたる、
講師のプロフィールや到達できる語学レベル、
対象年齢、
レッスン料、
学習内容や教材、
教室の雰囲気
などの情報を、わかりやすくホームページに記載しましょう。
また、
住所や地図、
営業時間、
電話番号
などの基本的な情報を忘れずに記載してください。
写真や動画をうまく使う
情報をうまく伝えるために、写真や動画などのツールを使うことも大切です。
例えば、講師の自己紹介動画を載せると、実際にどんな声でどんな雰囲気なのかが伝わりやすくなると思います。
文字だけで伝えるのか、写真や動画と合わせて伝えるのか、どうすればわかりやすく伝えることができるかを、しっかり考えてみましょう。
問い合わせなどの機能を設置する
ホームページには、問い合わせや無料体験を申し込むための機能を設置しましょう。
ホームページ制作は、訪問したユーザーが興味を持ったり、入学したりなど、何かしらの反応や行動を起こしてもらうことを目的にします。
語学教室の売りや内容を伝えるだけではなく、そこから実際に行動に移してもらいやすくするための機能は、必ず設けなければなりません。
ユーザーに対して有益な情報を発信する
これらのことを理解してホームページを制作したら、ブログやSNSを使ってユーザーに対して有益な情報をどんどん発信していきましょう。
例えば、「ネイティブの講師が教える日常で役立つ一言」や、「教材ではわかりづらいニュアンス」をわかりやすく説明するなど、語学について興味がある人に対して魅力的な情報を発信することで、ホームページの集客数やファンを増やしていくことができます。
ブログやFacebook、TwitterなどのSNSはネット上の集客効果が高く、質の高いコンテンツ(=内容)はシェア(=共有)されやすいので、波及効果も期待できます。
さらに、コンテンツは、半永久的にネット上に残り続けるので、ホームページの財産として蓄積されていきます。
まとめ
語学教室への集客は、ホームページへの集客がカギといって過言ではありません。
ユーザーの視点に立って、何を求めているかを理解すること。
それに対して、ターゲットを絞って効果的に訴求していくことが重要です。
これらのコツを踏まえて、わかりやすく魅力的なホームページを制作して、集客力を上げていきましょう。